fishbase.org
手に入れられるデータの中でも、ここが一番魚の情報量が多いと言う話ですが、
中国の淡水域でシクリッドとして登録されているのは、少々
Oreochromis aureus ブルーティラピア
Oreochromis mossambicus モザンビークティラピア
Oreochromis niloticus ナイルティラピア
Tilapia zillii ジルティラピア
ティラピア、ティラピア言いますが、ティラピアにもいろんな種類がありますわ。マラウイで見たのはレッドブレストティラピアですしね。
じゃ、私が釣ったこいつはなんだ?
中国のほとんどがナイルティラピアだとか言ってたけど、成魚のでかさ考えると、
婚姻色にしては幼魚すぎないか?
それも釣ったすべてのシクリッドがこの赤くかつ黒い腹になってる。たぶんオスメスの区別なく。
80匹釣って、一匹も例にたがわずこの変な色してる。
以前釣ったときこんなんじゃなかったと思うんですけどね。
不思議だ。
自然界はなんと不思議に満ち溢れてるんだろうか。
ちょっと調べるだけで謎がどんどん沸きおこる楽しさ。
中国淡水魚リスト1600種ほどを見回しても、こいつはいなかった。
じゃ・・・・・・外来種やな。
世界のシクリッドリストちょっと見てみた。
やっぱりティラピアなのはティラピアだと思うが、
なんなんだろうか・・・。よくわからん。
コメント
これは日本の沖縄などにも帰化しているジルティラピア( Tilapia zillii )ですね。最大で40センチ程になるようですが、性成熟を終えているならば、小柄でも婚姻色を発色すると思います。中国にも1970年代辺りから導入されたみたいですね。
因みにfishbaseのリストにも載っていましたよ↓
http://www.fishbase.org/Country/CountryChecklist.php?showAll=yes&c_code=156&vhabitat=fresh
>クララまにあ さん
こんな小さくても婚姻色出るんですね。勉強になりました。fishbaseのジルティラピアにこんな色した写真がひとつもなかったので、絶対違うわと思ってました。体の色やなくて他の部分の特徴から判別すべきなんでしょうが、そのレベルまで私の鑑識力がなく、見過ごしてました。ご指摘いただきありがとうございました。