折りたたみカヤックおすすめ4選!フィッシング向きはどれ?

カヤックフィッシング

釣り用にカヤックを買いたい。

  • 買いたいけど保管場所に困るから折りたたみ式がいい。
  • コンパクトなカヤックって安全性はどうなの?

釣りのためにカヤックを購入しましたのでガチで調査しました!

 

カヤックの種類とカヌーの違い

カヤックとカヌーの違いって実際に乗ったことがない人以外は知らないでしょう。

またカヤックにはいくつか種類があり、折りたたみ可能なカヤックもいくつか種類があります。

 

カヌーとカヤックの違い

カヌーとカヤックの違いはその特徴を見ればおおよそわかります。

簡単に言うと

  • カヌー:パドルの片方にブレードがついている
  • カヤックパドルの両方にブレードがついている

と言う違いになります。

 

折りたたみカヤックの種類

折っりたたみカヤックにもいくつか種類があります。

代表的なものとしては

  • フォールディングカヤック
  • インフレータブルカヤック

の二種類になります。

 

フォールディングカヤック(ファルトボート)

組み立て式の骨組みを布で包んだもので、英語ではフォールディングカヤックと呼び、ドイツ語ではファルトボートと呼びます。

組み立てるのに約1時間、慣れてくると20分で組み立てる人もいます。

特にボトム部分がダメージを受けやすいので気を付ける必要があります。

 

折り紙みたいな折りたたみ式のオルカヤック

フォールディングカヤックの一種になりますが、折り紙のようなカヤックとして話題を集めています。

わずか3分で組み立てれるモデルもあります。

 

インフレータブルカヤック

空気を入れて膨らますタイプのカヤックです。

空気を抜けばコンパクトに収まるので持ち運びに便利です。

毎回空気を入れたり抜いたりするのが少々時間がかかります。

また釣りをしていてフックが刺されば空気は抜けていく危険があります。

 

カヤックフィッシングの事故、本当に安全なの?

どんなに注意していても事故は毎年起こります。

万全を期してカヤックで遊びたいので、

過去の事故記録と注意点などをまとめてみました。

 

カヤック及び事故

海上保安庁が発表したカヌー(カヤックを含む)の事故調査報告ですが、

原因の半分以上が技術不足と天候不良です。

 

さらに、事故を起こした人の66%が3年未満の経験者

報告によれば、

転覆した状態から復原できないという操船技能不足による海難が5割を超える

とのことです。

セルフレスキューのトレーニングを積んで乗り出すよう心がけましょう。

 

フォールディングカヤックの寿命

プラスチックやFRPの使用年数は10年くらいと見込まれていますが、

フォールディングカヤックは枠組みがアルミニウムやグラスファイバーなので、

使用耐久年数は30年くらいと見られています。

メンテナンスをしっかり行うことで長く使いたいですね。

 

折りたたみカヤックを安全に乗るための注意点

カヤックでの事故は毎年起こっています。

せっかく楽しんでいるのに悲惨な事故を起こしてしまったら元も子もありません。

事故がないように注意しましょう。

 

ライフジャケットの着用

泳げるから大丈夫と思わず、泳ぎが得意だろうが不得意だろうが着用しましょう。

突然の転覆でパニックになればいくら泳ぎが得意な人でも危険です。

 

ヘルメットの着用

岩場や木や尖った枝などの障害物によるけがを防いでくれます。

転覆時に視界に入らなかった障害物に頭部を撃つことになれば、

大事故につながります。

 

防水ケースに入れた携帯電話

緊急時に海上保安庁に救助要請するのに必要です。水没させないようにコードを付けておきましょう。

 

悪天候ではやめる

家を出る前に天気予報は必ずチェックしましょう。

海に行く場合は波の高さ、風の強さもきちんと事前に確認したいですね。

海も山も突然天気が変わることがあるので十分注意していきましょう。

 

体調が悪い時は中止する勇気を持つ

どんなスポーツを行う際にも体調管理は必須です。

体調がすぐれないままカヤックに乗ると正常な判断をしそこなうこともあります。

体調不良時は中止することも視野に入れて行動しましょう。

熱中症や低体温症の危険もあります。

 

フォールディングカヤックの組み立て方は簡単?

上記はモンベル社アルフェックの組み立て方ですが、

フォールディングカヤックの組み立て方を文章で説明するより動画を見たほうが一目瞭然だと思います。

 

折りたたみカヤックの選び方

折りたたみカヤックの種類は大きく分けて2種類。

どちらを選ぶかはどんな目的で使用するかを先に考える必要があります。

流れが急な渓谷、岩や障害物が多いところでの使用は耐久力に劣る折りたたみカヤックは適していません。

 

例えば車でカヤックを運ぶけど、折りたたみがいい。流れの緩やかな川で使用する予定。

この状況だとフォールディングカヤックとインフレータブルカヤックどちらでもよさそうな気がしますけど、

この二つのカヤックの違いは二つ

  • 耐久性
  • 価格

アルミやFRPフレームで作られているフォールディングカヤックは使用年数30年とか、

かたやインフレータブルカヤックは使用年数10年。

使用状況によってはもっと早く使用不可能になることもあります。

 

価格差もそこそこあります。

フォールディングカヤックは20万円以上のものがほとんど

インフレータブルカヤックは安いものでは5万円もしないで手に入ります。

 

初心者が買う場合、

  • 数回使っただけで飽きるかもしれないなら、安いものでいいかな。
  • とりあえず安いものを試しに買ってみて、長い付き合いになりそうだったら良いものを二艘目で買うのもありかな。

と価格差を考えてインフレータブルカヤックと言う選択肢もありですね。

 

選び方の注意点

カヤックを買う前にチェックする点はいくつかあります。

 

使用されている材料

インフレータブルカヤックならほぼビニール製のみなのですが、

フォールディングカヤックの場合、使用している枠組みの素材が気になります。

その素材によって耐久力が変わります。

 

重さ

折りたたみカヤックを買うのは持ち運びにコンパクトだからです。

重すぎて運べないとかになったら本末転倒。

ですから買う前に本体重量は必ずチェックしましょう。

 

最大積載重量

大人の男性二人が物を何も持たずに乗ったら、180kgくらいは最大重量欲しいです。

まして、荷物を積むとなるともっと最大積載重量が欲しくなります。

誰と何の目的で折りたたみカヤックを使用するかを明確にすれば欲しい積載重量がわかります。

買う前にこの点を必ず考えましょう。

 

サイズ

タンデムだと、結構窮屈だったりします。

また、小回りの利く小型のものが欲しいのか、

安定感のある長めのものが欲しいのかで、サイズチェックは必要です。

 

 

中古を買うのはおすすめ?

そんなに価格に目が行くなら中古はどうなの?

中古品の一番のメリットは新品より安く買えると言う価格にありますが、

他にも乗ってみたかった以前のモデルが手に入ることがあります。

前の持ち主がカスタマイズしたものが自分の趣味とマッチすると、

カスタマイズのお金と時間を節約できます。

ただ、傷や劣化具合は初心者ではわからないこともあり、きをつけなければいけません。

中古品にはメリットデメリットどちらもありますのでよく考えて選びたいですね。

 

足漕ぎカヤック

足漕ぎカヤックは文字通り足でこぐので、両手が空きます。

ですのでカヤックフィッシングをするのにうってつけと言われています。

ただ、ペダル等が設置されているので手漕ぎカヤックよりも重量があります。

また、折りたたみ式の足漕ぎカヤックはあまり売っていません。

 

二人乗り

二人乗りのカヤックのメリットは二人で乗るので一人より安心できます。

何か起こっても一緒に乗っている人が協力して助けてくれるという安心感です。

また、二人でこぐので一人よりも楽です。

あとは純粋に一人より二人で遊ぶほうが楽しいです。

一人が好きだと言う方にはもちろんお勧めしません。

 

私は二人用を購入しましたが、理由はこぐのがしんどいから。

カヤック乗りに行こうってムキムキな子を誘ってこいでもらおうと言う魂胆です。

あと、やっぱり一人で事故ったら怖いけど、二人なら助かる可能性が高いと言う理由からです。

 

デメリットは大きくなる分小回りが悪くなり、重量が増します。価格も少し高いです。

 

シーカヤック

選び方でおススメなのはカヤックツアーに参加してまずは買う前に体験してみることです。

体形や筋力によって扱いやすいカヤックは変わり、熟練者が勧めるからと言う理由で買うと、

自分には合わなかったと言うことが起こります。


>> シーカヤックを体験したいならこちら!!

リバーカヤック

折りたたみのカヤックで激流に挑もうと言う方はおられないと思います。

ゆるい流れの川をのんびりクルージングしたいと言う考えの方が多いでしょう。

どんな川で使用するかにより、重視するポイントは変わります。

例えば岩が多く、幅が狭い川では耐久性に優れ、小回りの利く小さめのボディが好まれます。

使用環境にあったものを選びましょう。

 

折りたたみカヤックおすすめ

フォールディングカヤックとインフレータブルカヤックの違いや選び方を紹介してきましたが、

ここからは実際のおススメカヤックの紹介です。

紹介するのはすべて折りたたみ可能なカヤックです。

 

インフレータブルカヤックおすすめ:チャレンジャーK2

安さ重視で選ぶとこちらになります。

耐久性を重視するならインフレータブルカヤックよりもフォールディングカヤックがおススメです。

レビューを見てみますと

  • 価格に見合った脆さ
  • 安定性と直進性は他に追従を許さないレベルで最強(ゴムボートとして)
  • 波が荒い時の海や、水流が激しい川などでは使わない方が良いと思います
  • レンタルカヤックと比べると数回の使用で元が取れます
  • インフレータブルですので片付けに疲れます
  • 女の人では本体の硬い空気入れ口を閉めたり開けたりするのが、辛いかもしれません
  • あくまでも「シッカリした水遊びのオモチャ」です
  • 炎天下で空気を入れるとPVC(挺の素材)は熱に弱いので伸びてパンクするまで空気が入ります
  • 砂利の混ざった砂浜で引っ張ったりもしましたが破れたり穴があくこともなかった
  • カヤック自体に飽きたり、続かなかったりした時を考えて本機にしました
  • 背もたれは期待できない。フラッグ建てがないし、竿建てがないから苦労します
  • 低温下では素材が固くなるので扱いずらくなります
  • 安定性はいいほうだが横波はやばいです。陸地では結構重い
  • 同様な価格のカヤックを4種類ほど使用しましたが1番良かったです
  • 穴空いてるなどのレビューもあるが、個体差で不運だったと思われる

など。

使いどころを割り切って考える

すぐにつぶれてもこの価格なら問題ない

カヤックにはまるかわからないからお試しで

と言うような方におすすめです。

 

インフレータブルカヤックおすすめ:マリンスピーダー330

湖や海でのフィールドテストを繰り返し 耐久性・安定性には十分な性能であることを確認したうえで販売に踏み切ったそうです。

実際にyoutubeで検索しますと店主自らテスト機に乗って釣りに出かける様子がいくつもアップされています。

 

 

フォールディングカヤックおすすめ:オルカヤック ベイST

折りたたみカヤックでフォールディングカヤックと言えばこちら、オルカヤック

折り畳みでありながら高い剛性を誇り、海や穏やかな川でのショートツーリング向きです。

わずか5-10分で組み立て可能と言う驚異的なスピードが魅力的です。

 

オルカヤック ベイST
オルカヤック

 

足漕ぎカヤックおすすめ;HOBIE ミラージュ iTrek9

先に述べました通り、足漕ぎカヤックで折りたたみ式のものは極めて少なくほぼ選択肢がありません。

HOBIE社のKAYAK ミラージュ iTrek9は数少ない足漕ぎインフレータブルカヤックです。

こちらのシリーズただいま公式サイトでは4モデル販売中でして、最大4人乗りまであります。

 

>>公式サイト

 

まとめ

カヤックは折りたたみであっても使用用途をはっきりさせたうえで購入しましょう。

岸から離れた場所で釣りをしたいのに、5万円以下のイフレータブルカヤックでは

海上保安庁さんのお世話になってしまいます。

また良いカヤックを買ってもスキルを磨かなければ危険度は変わりません。

 

せっかくレジャーに行くのですから事故のないよう楽しみましょう。

 

コメント

  1. おあずけ より:

    呪術師に血を吸われたりカヤック乗ったり…お元気そうで何よりです
    ( ゚Д゚)

    一度だけ僕も海でカヤック乗せて貰った事があるのですけど僅かな波でも転覆させてしまいそうで焦りまくった記憶があります
    (´ ิД ิ` )

    • 管理人 より:

      >>おあずけさん

      呪術師に血を吸われんぞ~~って脅されただけで、まだ吸われてません!!

      とりあえずライフジャケット着てしょぼしょぼカヤックラグーンで練習してきますわ

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