秘境&深海怪魚超百科と英才教育

三つ子の魂百までということわざがあります。
幼い頃の性格は、年をとっても変わらないということらしい。
自分に関してもこれは正しいと思う。
友人ソン様の息子の名前はカンチ。
カンチは2歳半だったと思う。
そんなやつはなぜか知らんが・・・釣りが好き。
釣りが好きと言っても釣りをするんじゃなくて、
釣りの本とか魚の本が好きで、子供用魚釣りおもちゃとかで遊んでいる。
ちなみに両親は全く釣りができないし、魚を見ても何かよくわからない人だ。
カンチが両親と一緒に私のところに遊びに来たとき、
新丰水库にてめっさちっこいジルティラピアを量産。
ただ、彼はそのとき2歳。まだ4.5mの延べ竿を持てないから、お父さんが釣っていた。
ただ、釣りに連れて行ってもらえて、なおかつ小さいながらもガンガン釣れているのを見て
さらに釣りに対する興味を駆り立てたようだった。
その後帰国してからも、彼の魚への興味は失せることなく、
毎日リュウグウノツカイを釣るイメトレして遊んでいるという報告をもらった。
そんな彼はなぜか私を崇拝していた。
私が赤い彗星Gショックをつけているのを真似して、100均で赤い腕時計を親にねだったりしてた。
いたく感激した私は、彼にプレゼントを贈ることにした。
送ったのがこれ
世界の怪魚釣りマガジン 3

実際私はまだ見ていないが付録のDVDは武石さんの釣行らしい。
カンチはこの本を受け取って以来、毎日そのDVDを見続けた。
そして彼の一番好きな魚は・・・・
バラマンディ
両親の友人が釣りの話をしていると必ず、バラマンディ釣れたかを尋ねる。
外で釣り人を見かけると必ずバラマンディが釣れるか尋ねる。
(カンチの家は大阪府堺市)
普通の釣り人でもバラマンディなんて魚知っている人のほうが少ないんとちゃうかなと。
そんな恐るべき2歳児のカンチ。
世界の怪魚釣りマガジンが愛読書のカンチ。
子供の教育に良いのではと思い、次にプレゼントしたのがこちらの本。
秘境&深海 怪魚超百科 (これマジ?ひみつの超百科)

さすが子供向きの本だけあって毎日むさぼるように読んでいるらしい。
で、先日中国版アマゾン釣り堀へ行ってきた私。結果は惨敗だったけど、小さなバラマンディは釣れた。
即、カンチに写真を送った。
彼は私へのリスペクトがさらに増したらしい。
いや・・・そんなすごい釣り人ちゃうよと私は思うんだが、子供の目にはすごい人に映るらしい。
恥ずかしいねぇ。
アモイに帰宅して、仕事の話でカンチの父親と軽い会議でskype。
そしたら、カンチがスカイプジャック。
怪魚への愛情を熱く語り始めた・・・・。
この子はきっと将来大物になるわ。
私が釣ったバラマンディの写真を見せるだけで、
自分の持っている怪魚本から同じものを探し出すカンチ。
さらに、カンチは自分が好きな魚を私に一生懸命語る。
レッドテールとドラドが好きらしい。
・・・・・。中国カラーやん!!!
赤と金色大好きって・・・・。
どっちも中国のアマゾン釣り堀で釣れるよ~~というと
興奮やまない様子。
カンチママとプラークラベーンの話をしてたら、
後ろでカンチが怪魚図鑑を必死でめくってプラークラベーンを探し出すカンチ。
この子はお魚博士になるのか?2歳児ですでに研究している。
まだ文字がうまく読めないカンチ。
カンチママが文字を覚える教材に使っているのが
秘境&深海 怪魚超百科 (これマジ?ひみつの超百科)
カンチの好きな魚の名前だと必死で文字を覚えるらしい。
いやいや机に座らされて勉強ではなく、この方法だとカンチは嫌がらずに文字を覚えようと努力するらしい。
さらに、最近好き嫌いなく食べるようになったとのこと。
武石さんの釣行DVDでごっついの釣るには強靭な肉体が必要と、何回もDVDを見て悟ったらしい。
釣りに行くために強くなる!!!!
すごい目標のもと、一生懸命ご飯を食べるようになったという報告をカンチの両親からもらった。
正直とても嬉しかった。
怪魚の本を通して、彼の探求心は向上し、ポジティブシンキングを鼓舞できたことを。
世界の怪魚釣りマガジン4も贈った。

カンチの中ではピーコックバスって言ってもわからないらしく、ツクナレって言わないといけないらしい。
Tucunaréって・・・ポルトガル語???
子供の吸収力ってすごい。
幼少期に外国語を学ばせる方法もありだと思う。
ただ、フラッシュカードで単語をやたら覚えるより、
こういう外国の釣りを通して外国の文化に興味を持つよう子供を育てるのもアリじゃないかな。
ただ、カンチの場合は中国語もそれなりに聞いて理解できるんですけどね。
両親どちらも中国語が堪能なので・・・・。
こんな腕の悪い釣りブログ上で言うのもなんですが、
子供に夢を与え続けている怪魚ハンターの方々や、それを本にしている方々に感謝したい。
ほんまありがとうございます。
ただ、カンチはブルーマシールとグーンシュもしくはグーンチ(バガリウス・ヤレリ)も注目しているようで、私にこれはどうだと聞いてくる。
それはインドだな。無理やわ~~
言った瞬間すごく悲しそうにするカンチ。
・・・・・。釣りに行って来いってことか!!!!
とくにこのグーンシュはどのブログ見ても釣るのめっさムズイように書いてある。
あのジェレミーウェイドさえ、服がボロボロになるまで長期滞在してやっと手に取った伝説のナマズやん。
お前の要求ハードすぎるわ!!!!
一応・・・・。海外で自由にやっているとはいえ、日本の仕事持っている私。
プロの釣り師ちゃいますので、無理なもんは無理!!!
また中国アマゾン釣り堀にはいこうと思います。
次はドラドとレッドテールかぁ・・・。カンチの好きな魚だから釣らねば!!

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