怪魚釣りって言いますけど、最近は行きやす目の場所のでかい魚はたいがいツアーがあり、
お金出してガイド雇えば手が届くようになってきています。
知られている魚でもアクセスが非常に難しいものもあります。
しかし、日本のアングラーがほぼ釣ったことがない魚は世界にまだまだいてます。
ナマズ科を調べてみたんですけど、マイナーだけどデカいものがまだまだいます。
ルアーフィッシングでどうにかして釣れんかなぁと思える大きさのナマズをちょっとピックアップしてみました。
世界のナマズを釣る
fishbaseでナマズ科(Siluridae)をざっと見てみました。
そして、20cm以上あればルアーで釣れるんやないか?っていう憶測で
世界のナマズを見ていきます。
ぼちぼち更新していきます。
ヨーロッパオオナマズ
学名:Silurus glanis Linnaeus, 1758
英語名:Wels Catfish
スペインのメキネンサが有名で、とりあえずそこ行ってエブロ川で釣りしたら釣れる。
釣れんと思ったら、現地にフィッシングガイドがたくさんいるので相談可能。
日本からのパッケージツアーもやっているようです。
一週間エブロ川に滞在してガイド付きで釣りしたらいくらかは釣れると、現地釣りガイドのサイトには書いています。
チグリスナマズ
学名:Silurus triostegus Heckel, 1843
英語名:Tigris catfish
日本語名が見当たらなかったので、勝手に英語名からチグリスナマズとしました。
後日日本語名を発見したら修正します。
fishbaseには写真が掲載されていないくらいマイナーな魚。
日本人怪魚ハンター系でこの魚を釣ったと言うネット上の記録は今のところないです。
生息地はイラクとしか書いていないですが、探してみたら、トルコのアタテュルク・ダムで釣れると言う公式記録がありました。
参照:https://journals.tubitak.gov.tr/zoology/vol25/iss2/10/
アタテュルクダムでは約30kgのマンガーも釣れています。
参照:https://www.sabah.com.tr/yasam/firatta-30-kiloluk-firat-turnasi-yakalandi-5299158
イラクのチグリス川流域でも釣れています。
参照:http://www.fishing-worldrecords.com/scientificname/Silurus%20triostegus/show
Silurus chantrei Sauvage, 1882
日本語名なし。英語名もなし。
シリアあたりにいてるというかすかな情報しかない。
シリアには危険度が高い故に行けない。
fishbaseのページを見てもほとんど情報がない。
googleスカラーや検索を駆使してもうちょっと情報がないかを探します。
こういうのって、古文書片手に秘宝を探す感覚に似ていると思う。
生物的なトレジャーハントですね。
チグリス川近辺に生息していると言いますけど、
先に挙げたチグリスナマズの生息域と被ります。
仮に現地行ってナマズが釣れたとしても、判別、同定はかなり難しそう。
釣りあげる難易度は極めて高い。
当然釣りガイドなどシリアで期待できるわけがない。
さらなる情報を求む。
Aristotle’s catfish
学名:Silurus aristotelis Garman, 1890
英語名:Aristotle’s catfish
ギリシア語名:Γλανίδι
無理やりな日本語にするならば、アリストトゥルナマズかな?
ギリシアの湖、トリホニダ湖、リシマヒア湖、アンヴラキア湖、Volvi湖に生息しており、地元の漁師にとっては食料として商業価値のある魚とみなされています。
ですので、現地に行ってみたら普通にマーケットで売っているのではないかと考えられます。
アベレージde22cmくらいで、最大個体が46cm
ヨーロッパ大鯰がギリシアにも生息しています。
その稚魚との判別に苦しみそうですね。
ググってみたらギリシアに釣りに行く人がほとんどいないので、
日本人がこの魚を釣ったという形跡が見当たりません。
しかし、こんな情報がありました。
150cm30kgのAristotle’s catfish
fishbaseには最大46cmと書いてありますけど、世界記録は150cm
どちらが正しいのか不明です。
まとめ
暇があるときに情報を追加していきますわ。
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