中国福建省でクララ釣り。もう二度と行かないやろな~

アモイの釣り

中国出張ついでに以前行っていたクララのたまり場へ釣りに行ってみました。
結果からいうと、もう以前のようなたくさんのクララがいなくなっていました。
クララ釣り場としては終わりかなと思います。

中国にいるクララについての考察

クララはどぶにしかいないと感じます。
きれいな水のところにもいますけど、あまり群れていない。
だいたい群れでいてるのは水を触るのも嫌だなと思うような汚い水質のドブ。

今回、4年か5年ぶりにポイントに行ってみたら、水がかなりきれいになっていました。
結果、クララの群れはどっかにいなくなっていました。

たまに呼吸しに水面へと上がってきますけど、
その数は全く多くありません。

中国では、福建省、広東省、広西省、雲南省にてよく見られ、
長江水域ではあまり見られないようです。
参照:中国经济鱼类志

クララの中国における商業価値

数の少なくなったクララがどこに行ったのかと思い、上流まで歩いていきました。
歩いていると、クララの死骸がそこらに投げ捨ててありました。

中国人はドブで釣った魚でも売ったり、自分で食べたりします。
それなのに、クララは投げ捨てられている。

ちょっと調べてみました。
クララの価格ですけど、広東、広西省の価格ですが
2.9‐15元/500g
福建の価格はネット上見当たりませんでした。
クララの中国での価格

ちなみにティラピアの価格8.2元/500g

こういう平均価格だけが販売の考慮すべき要素ではなく、
地元の市場で人気がない魚でだれも買わんかったら、
そらぁ捨てるやろな。

クララの栄養成分

クララの商業価値が低いのはよくわかりました。
しかしこのままではかわいそうなので、
栄養的にこんなにこの魚は価値があるんやでぇと
応援したい。

イマイチ詳細なデータがネット上に見当たらないw

中国经济鱼类志の内容を翻訳して引用すると、
日本の薬事法に引っかかる可能性があるので
おいそれと書けない~~
○○が治りますとか、○○(症状)に効きますとかですね。
とりあえず、栄養豊かで健康促進に良い食物ということらしい。

ただ、身は水分豊富と。つまりドブに住んでいたら、
ドブの水を体内に取り込んでるってことですよね。

クララについてのまとめ

中国南方のドブを探し回ったらどっかに密集している

これだけは確かです。
実際、広東省に住んでいた時、釣り場所求めて田舎を歩いていたときに、
クララ密集地帯を目撃してます。

あとは、みんな大好き香港に釣りに行くことですかね。

中国での開拓釣行に中国語ができないとかなり不便で難易度が上がります。

中国でクララ釣りをした結果

コロナ前2019年にクララポイントに訪問して以来となるので、
約4年ぶりかな。

結果は、釣り場崩壊してました。
川としてはとてもよくなっていましたけど、
クララの住処としては良くない。

川べりに立ってみると、
クララの呼吸はポツポツ見えます。
ただ、ポツポツなんです。
ほんま、数分に一回、一匹呼吸あるかないかです。
以前は気色悪いほどいると現地の人が言うほどだったので
激減です。

こらぁあかんわと思い、岸際を最初は下流に向かい、
そのあとは上流に向かってランガンしていきました。

釣り人は以前よりはるかに増えていますが、クララの呼吸が見えない。
たまにあるけどほんとにポツポツとしかない。
この状況下でクララのトップゲームはかなり厳しい。

とりあえず以前アホみたいにクララがいた場所で投げていたけど
あまり反応がない。

しょうがないから、ボウズ逃れにティラピアでも釣るかなとマイクロスプーン3.5gを投げ始めた。

釣れたw

それもティラピアじゃない子が
あれ?白条鱼かな?と思ったら
スカイゲイザーのちびっこだった。

ティラピア釣ろうとしたらこんなの釣れるとは。
とりあえずアモイで久々にワイルドの魚釣れた。
日本人がルアー対象魚として中国で釣りたい魚の一つ
スカイゲイザー

ティラピアを釣るタックルセッティングとルアーアクションで釣っているからには
一匹くらいティラピアをゲットしたい。
台湾ヨッシー直伝のティラピアをルアーで釣る釣り方をせっせとやる。

やはり釣れた。

ティラピアをルアーで釣るのはコツがいります。
台湾でやっていた必勝方法が中国大陸でもいけた。
マイクロスプーンのスローリトリーブにトゥイッチを混ぜることで
食いついてくるんですよ。
ただ、なんぼティラピア多くても入れ食いにはなりません。
スイッチ入った子だけが食ってきますんで。

ティラピア釣れて、ボウズ逃れはこれでええかなと思い、
個体数がだいぶ減ったクララをどう釣るかを考える。
クララは基本トップでなくても釣れる。
過去数回ワームで釣っているから、
ジグヘッドにシングルテールグラブつけて投げてみました。

我ながらええポイントに打ち込んだなぁ~~と思った瞬間
いわゆる落ちパクです。

食った瞬間分かる引きの強さ。
あ~~これクララや。
ライトロッドでのされないところを見ると小型やな。

難なく引き寄せてゲット。
目測40cm少々かな?
ちびっこクララが釣れた。

クララ釣ったの何年ぶりだろう。
アフリカンクララと言われながら、
アフリカでのポイントを知らないから釣れていない。
ナイジェリアで大量に養殖されていますね。食用に。

その後釣れんかったので上流へ移動したら
親水公園みたいになってました。

以前その辺に住んでいた友人に確認したところ
そんなものはなかったらしく、
やはり開発が進み、人間に住みやすく、
クララに住みにくい河川になってますね。

こらあかんわぁと、その後ロッドを振ることなく終了

アモイの釣りについてまとめ

もうアモイを離れて7年くらいなんかな?
以前と釣り環境もだいぶ変わっています。
ワイルドが難しかったら釣り堀もあります。
今なら海岸ランガンしてロックフィッシュやったらおもろいんちゃうかなと思います。
当時はロックフィッシュやったことなかったので。

世界どこに住んでいてもだいたい釣り場所はあります。
情報が出てこないだけで、足を使ったり、釣りに興味がない人にも情報を求めたりしたら
結構いい穴場を見つけれるものです。

皆様のフィッシングライフが豊かなものとなることを願います。
ここまでのご拝読ありがとうございました。

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