ひょんなことから台湾でクワガタ採集されている方と知り合った。
ハンティング業界のご法度であるクワガタ取れる場所を聞いた。
素人感丸出しだ。
これが私がクワガタマニアだったらよう聞けない一言だろう。
他の釣り人に釣れる場所を聞くことがあまり得意じゃない。
というか、どこで釣ったの?と詳細を尋ねることはマナー違反的な感じがあるよね。
相手がこういう場所知っていると切り出せば聞けるけどね。
あいにく台湾で私のシークレットポイントとかないわ。
どこもネット上に公開されているものばっか。
で、今回は最初に言っておきますが、
釣とは全く関係ない。
クワガタハンティングに同行させてもらった話です。
明日行きますか?
ではよろしくお願いします。
アホだわ。我ながら。
NOと言えない日本人ということにしておいてもらおうか。
だって、片道3時間半、往復7時間の125ccバイクの旅に明日行きませんかと言われて
分かりました。いきましょう!!!
即答している自分に我ながら何とも言えんかったが、
行った結果は素晴らしかった。行って良かった~
集合場所が桃園の端っこのコンビニ。
そこまで家から1時間半くらい。
そこで合流し、よう分らん方へ。
私は後ろについて行っただけであって、
googleマップとかほぼ見てなかった。
ようやく現場に着く。
確かに最後のスタンドから約50km山道を走った。
普段から魚を求めて山の中を走っているけど、
これ結構ハードですね。
やはりハントというものは生半可な気持ちではできんねぇ。
砂利道で準備し始める。
ものすごい辺鄙な山奥の道端。
ライトトラップなるものを設営されるのを観察する。
しかし、山はきれいだ。天気が悪くてガスっててもきれいだ
暗くなって電気をつけ始めた。
発電機持参。さすがですわ。
即虫が飛んでくる。
こういうのやったことないから嬉しくて。
来た虫を片っ端から写真に収めていく。
ちっちゃいのを除いて。
カナブンらしきものが来た。
セミもやってきた。
ガと言ってもキレいだ。
ガをキモイとは思わず、可愛らしいと思ってしまう。
口の中や鼻の中に入って来られるのは嫌だけど、
自分に飛んでくるガを見て・・・・
自分・・・ガの世界のアイドルやん!!!!!
そう考えると嬉しくなってくる自分はキモイおっさんなんやろな。
どんだけ友達少ない奴なんや!!!!
自分では友達めっさ多いほうやと思っているんですけどねw
そうこうしていると、なんか黒いのが見えたからチェックしてみたら・・・・
あ・・・・・
来た!!!!!
シェンクリングオオクワガタ
学名:Dorcus schenklingi
爆発栄螺さんによればシェンクリングオオクワガタを採取したら逮捕されるらしいです。
ですので、写真撮って放置です。
この子うろうろしまくってたので、この後何回もクワガタ見つけたと間違ってこの子を再発見しまくり。
最後は無事に森に帰っていただきました。
バシバシ飛んでくるガとカメムシ。
電気つけ始め。
ピークタイムw
行く前はこういうのキモイし怖いと思ってたんですが、
目の前で見てると、蛾はみんな友達に思えてきた。
可愛いじゃないか~~~~
平気でした。
ただ、女性の多くはこういうの嫌でしょうね。
この白い布をかけとかないと、蛾が乱舞することになり収拾がつかんらしいです。
ホタルの友達?
いやいや、なんか毒持っているやつらしいです。
そうこうしていると、ぶ~~んとか音が身近でした。
ふと見てみると、ゴキブリみたいなのが軍手に乗っかってる。
おおおおお!!!!
直接私の手に飛んだ来たよ!!!!
すっげ~~~~
タカサゴミヤマクワガタのメスでした。
学名:Lucanus maculifemoratus tiwannus
手にとまっていたので写真撮れなかったのですが、
その後もう一匹タカサゴミヤマクワガタのメスを発見!!
可愛いねぇ~~~
さらに
タイワンサビクワガタ発見!!
学名:Dorcus carinulatus
何このコクワをさらに小さくしたミニチュアな君は!!!!
可愛すぎる!!!!
そして、この日はこれにて終了~~
最後に近くの木に来てたタカサゴミヤマクワガタのメスを一匹追加。
爆発栄螺さんはホウライミヤマクワガタが来てほしかったそうだけど
残念ながらそれは飛来してきてくれなかった。
その後1時間半かけて山を下り、
下のコンビニでコーヒーを二人でひっかけながら雑談。
途中の道で分かれて、私はせっせと台北までの2時間の道のりを帰りました。
途中で土砂降りの雨に見舞われかっぱを着て帰る。
しんどかったけど面白かったです。
当たり前のことだけど、人のポイントはネット上では公開しません~~
山の中で二人でいたら・・・
びっくりすることに結構人が通る。
何もない場所なんだけど観光客のおばちゃん二人と雑談。
最後には変な日本人二人ということなのか写真撮られた。
そして、次にやってきたのは近くのホテルで働いているというお爺ちゃん。
たぶん山の中ヒマだから、こうして下から遊びに来る虫好きと会話するのが好きなんだろう。
一緒に虫探しをしばらくしてた。
さらに次にやってきたのは老夫婦。
こんな夜中の標高1500m以上の山の中で
おじいちゃんおばあちゃん何してはんの???
フクロウ探してんねん~~~
私たちバードウォッチングが好きで、
今日だけですでに22種類の鳥を見つけたのよ~~~と
嬉しそうに話すおばあちゃん。
鳥が好きでタンチョウ見たさに日本まで行ったらしい。
すげ!!!!!
ちょうどタカサゴミヤマクワガタのメスを捕まえたところで
みんなで生き物トークに熱が入る。
夜中の山奥で僕らは何をしてんだろうか・・・・
めっさおもろかった。
結論から言うと、夜中山の中に来る人間に普通の人はいない。
かなりファンキーな人が多かった。
マニアを探すなら夜の山に行け!!!!
たぶんまたクワガタ探し次回行くでしょう。
私個人は採取、収集に全く興味がないのでライバルになりません。
いろいろな魚を釣るのは好きですが、昆虫は出会えて観察できたら私はそれで十分です。
色んなもんに手を出しすぎると収集つかなくなりますんで。
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